車検が必要なトライクと車検が不要なトライクの違いについて
トライクのご相談で
「車検は必要ですか？」
というご質問も良くいただきます。
車でもバイクでも、車検の要否は維持費にも影響してきますので、トライクを購入する際には「車検が必要なのか、不要なのか」を事前に把握しておくと良いと思います。
今回はトライクの車検について詳しく触れてみたいと思います。
トライクの車検の要否は排気量に応じて変わる
トライクの場合、
・250㏄超のトライク・・・車検が必要
・250cc以下のトライク・・・車検は不要
と決まっています。
日本の車検制度は「道路運送車両法」によって定められているのですが、この道路運送車両法では、トライクは「側車付二輪自動車」と言う扱いになります。
つまり、基本的な考え方はバイク（二輪自動車）と一緒で
「250㏄以下なのか」、「250㏄超なのか」がポイントになるというわけですね。
（※ちなみに、車検のあるトライクの場合、車検証の「車体の形状」欄には「側車付オートバイと」言うように記載がされます。）
もし、トライクの購入をご検討されていて車検のないトライクが欲しい場合は、250㏄以下の車両を選ぶと良いでしょう。
当社でも、マジェスティやレブル250など車検の不要なトライクを多数取り扱っておりますので、ご興味があれば是非お気軽にお問合せ下さい。
トライクの車検にかかる費用
では、トライクの車検にはどれくらいの費用が掛かるのでしょうか。
まず、法定費用として必ずかかる費用として
・重量税・・・3,800円（初度登録より13年未満の場合）
・自賠責保険・・・8,760円（24か月の場合）
・印紙代・・・1,700円
があります。
（※2023年8月現在）
そのほかショップに車検を依頼する場合は
・車検代行手数料
・点検料や整備費用
・部品代（交換部品が必要な部品や油脂類など）
などの費用が発生することになります。
整備費用などについては、その車両の状態によって大きく変わってきますので、一概には言えませんが40,000円～80,000円くらいを目安としておくと良いのではないでしょうか。
当然、車検を取得するために大掛かりな整備や不具合があれば費用はかさみますし、オイル交換程度で済めば安くなると思います。
車検整備でどこまでやるかによって変わってくるため、事前に見積りを取ったり、ショップと相談するようにすると良いと思います。
トライクの車検はどこでできる？
トライクの車検も、バイクの車検と基本的な流れは一緒です。
そのため、通常のバイクショップでもトライクの車検を行うことは可能です。
ただ、ショップによっては
・2輪以外は専門外
・他のお店で購入した車両はやらない
・大きすぎる（置く場所が無い）
などと言う理由から、トライクの車検はやらないというショップも少なくありません。
仮に対応できたとしても、バイクよりも費用がかさんでしまうケースもあるようです。
弊社の場合は、他店で購入したトライクの車検も対応可能ですので、お困りの際には一度ご連絡いただけたらと思います。
（※車両によっては対応不可の場合もありますので、事前に一度ご連絡いただけますようお願いいたします。）